2013年3月1日金曜日

その他

 その他にも、明治から昭和の初めに建てられた住宅が残っています。又、「西片町十番地いろは番号」時代の表札(十番地いの一号、拾番地への二十四号、本郷区駒込西片町拾番地いの二十五号)や、小石川局時代の電話番号札がそのまま掛けられているお宅があるので、興味のある方は探してみて下さい。



 
 

 
 

 



樋口一葉終焉の地(西片1-17-8)

小説家・歌人として明治期に活躍した樋口一葉(18721896)の旧居跡。本郷菊坂の井戸のそばの住居を離れた一葉は、当時の下谷区竜泉寺に10か月住んだ後、明治27年(1894)にこの地(当時丸山福山町)に移った。うなぎ屋の離れの6畳2間と4畳半の3間で、西片町阿部邸の崖からの湧水が庭の瓢箪形の池に注いでいた。この家で、隣り合わせの銘酒屋の女性をモデルにした名作『にごりえ』が生まれ、『大つごもり』『たけくらべ』『ゆく雲』『十三夜』など代表作が数々書かれた。生涯最後の2年半余りをここで過ごした一葉は、明治29年、結核のため24歳の若さで生涯を閉じた。