2013年12月5日木曜日

文京区の回答に対する見解です



(1)石、タイルの模様仕上げは建築・土木で多用されていますが、本物とは異なり、安っぽい仕上げになるので避けたい。打ち放しコンクリートで木目の型枠を使用する仕上げは検討の価値があります。

(2)現在の橋のハンチ(アール)はとても印象的なので、ぜひ継承したい。

(3)A案は現在の橋に近い形なので、スリットの形状を検討して実現できないか要望したい。

(4)B案は歩道が確保できてガードレール等の車止めができれば良いのですが、橋の幅が狭いので難しそうです。クラシックで楽しい橋になるのでしょうが。

(5)C案は道路から見上げると印象的な形で、きれいな橋になるはずですが、施工方法は課題です。耐候性鋼のさび汁は、塗装処理すれば防ぐことは可能ですが、形態的に他の橋よりコストが高くなることは避けられないでしょう。

耐候性鋼:鋼の表面に錆を形成させ保護膜とし、内部まで腐敗しない性質を持つ鋼材。